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江戸時代中期、日本の古典に儒教、仏教が渡来する前の固有の精神を探る国学が盛んになる。本居宣長(1730~1801年)は、国学四大人(うし)(師匠)の一人。伊勢・松阪に住み1772(明和9)年3月、「吉野の花見にと思ひたつ」。一行は6人。「菅笠日記」は10日間の旅の記録だ。竜在峠を越え吉野入りした…