<p>アレルギー食品表示に「クルミ」義務づけへ 発症例急増で消費者庁 – ライブドアニュース</p><p>【消費者庁】アレルギー食品表示に「クルミ」義務づけへ 発症例急増で クルミはこれまで表示「推奨」だった。クルミのアレルギー症例数が増えていることを踏まえた判断で、今年度中に食品表示法に基づく食品表示基準の改正を目指す。</p><p>消費者庁は、食物アレルギーを引き起こす恐れがある原材料として加工食品に表示を義務づける品目にクルミを加える方針を決めた。クルミのアレルギー症例数が増えていることを踏まえた判断で、今年度中に食品表示法</p><p>消費者庁は、食物アレルギーを引き起こす恐れがある原材料として加工食品に表示を義務づける品目にクルミを加える方針を決めた。 クルミのアレルギー症例数が増えていることを踏まえた判断で、今年度中に食品表示法に基づく食品 表示基準の改正を目指す。 現在、表示義務があるのは卵や乳、小麦など7品目、表示が推奨されているのは21品目あり、症例数や重篤度によって随時見直されてきた。クルミはこれまで「推奨」だった。 消費者庁が3年ごとに医療機関の協力のもと行っている実態調査によると、2015年度はクルミの症例数は多い順に8番目だったが、18年度は卵、牛乳、小麦に続いて4番目になった。21年度も同様の結果だったことから、同庁は症例の増加は一時的なものではないと判断した。クルミの消費量が増加傾向にあることが背景にあるとみられる。 クルミが義務品目に追加されれば、08年のエビ、カニ以来となる。 消費者庁は今後、パブリックコメントや消費者委員会への諮問を行い、改正手続きに入る。(寺田実穂子)</p>