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6月3日(金)の徹子の部屋に、汀夏子(みぎわ・なつこ)が登場する。

汀は宝塚歌劇団50期生で“雪組”の男役トップスター。1975年の『ベルサイユのばら』のオスカル役で人気を博した。

自らつけた芸名が読み間違えられることが多く、今では“持ちネタ”にしている。「汗夏子」に「釘夏子」に「打夏子」、友人からは「右は夏子、左は冬子」とからかわれていたという。

凛々しい男役で「かっこいい」と言われた汀も今は「おもしろい」と言われることが多いと嘆くが、実はステージのトークは、再来場するファンのことを考えて“毎公演違う話”を仕込んでいるそう。

そんな汀が自身の宝物をスタジオで紹介。

一つは宝塚男役の大先輩が汀をイメージして描いてくれた「白バラの絵」。

そしてもう一つは、劇作家・寺山修司さんが亡くなる直前に書いてくれた「汀夏子のためのエチュード」の手書き原稿。じつは寺山さんは汀のファンでこっそり舞台も観に行っていたのだとか。

そのほか、美空ひばりさんから「舞台でぜひ共演したい!」と誘われ、打ち合わせまで行っていたという話も飛び出す。