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<p>競泳 池江璃花子 分析力と修正力の高さでつかんだ3冠 | NHK</p><p>競泳 池江璃花子 分析力と修正力の高さでつかんだ3冠 #nhk_news</p><p>【NHK】1日まで開かれた競泳の日本選手権。池江璃花子選手は、3つの種目で白血病から競技に復帰したあとの自己ベストを更新しました。…</p><p>3月に行われた国際大会の代表選考会について池江選手は「体は仕上がっていた」と振り返ります。しかし、派遣標準記録を突破しようとタイムを意識しすぎたため、“焦り”で泳ぎが空回りし、いずれの種目も目標のタイムをクリアできませんでした。 “焦り”が生じた理由について池江選手は考えます。 「昔はもう少し後半に伸びがあり自分が独泳状態で気持ちよく泳ぐのが当たり前だったが、最近のレースは周りの選手が近くにいると、自分が遅いんじゃないかとか、速く泳がないとという気持ちになって焦り、周りの選手に惑わされることが多かった」 “できるだけ大きな泳ぎを” 今回の日本選手権に臨むにあたり、池江選手はこの感覚のずれをなくすために「自信を持ちすぎずベストが出るとも思わず、焦らずに泳ごう」と気持ちを切り替えます。 みずからの心の状況を分析した池江選手は、次にそれを泳ぎにどう結び付けるかを考えました。具体的には焦ると泳ぎのテンポが速くなってしまうことから「それを改善するためにできるだけ大きな泳ぎをする」と肩甲骨を大きく動かすように泳ぎを修正しました。 この修正の結果、大会初日の50メートルバタフライ、大会3日目の100メートル自由形、そして最終日の50メートル自由形と優勝した3種目で競技に復帰したあとの自己ベストを更新しました。</p>