秀幸こと尾上丑之助(菊五郎)は1948年10月に新橋演舞場の「義経千本桜」で「木の実」の善太をつとめた。祖父、六代菊五郎のいがみの権太の子供役で、父の尾上梅幸は小金吾とお里を演じた。 六代の妻、寺嶋千代の著書「亡き人のこと」(演劇出版社)によれば、当時の六代は高血圧で腎臓に疾患があり、…
秀幸こと尾上丑之助(菊五郎)は1948年10月に新橋演舞場の「義経千本桜」で「木の実」の善太をつとめた。祖父、六代菊五郎のいがみの権太の子供役で、父の尾上梅幸は小金吾とお里を演じた。 六代の妻、寺嶋千代の著書「亡き人のこと」(演劇出版社)によれば、当時の六代は高血圧で腎臓に疾患があり、…