| そうでなかったとしてもかなり渋いカラーチョイスなのは間違いない |
ランボルギーニはこういった「クラシカルなカラー」もよく似合う
さて、現在ランボルギーニはカウンタックLPI800-4の生産と納車を進めているところですが、今回ドイツにて顧客向け納車の第一号車がお披露目されることに。
このカウンタックLPI800-4は「112台限定のうちの4番目」だといい、ボディカラーはブロンズのようなルシ・デル・ボスコ(Luci del Basco)と呼ばれるもの。
ホイールはマットゴールド、ブレーキキャリパーはブラック、そしてインテリアはホワイト(ビアンコ・レダ)とブラック(ネロ・アデ)のコンビというエレガントな仕様を持っています。
この美しいランボルギーニ・カウンタックLPI800-4はこんな仕様を持っている
そこでこのランボルギーニ・カウンタックの詳細を見てみたいと思いますが、上述の通りボディカラーはブロンズもしくはブラウンのようなカラー。
https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/52042513207/in/dateposted-public/
フロントの「Countach」エンブレムにはゴールドアルマイト処理が施されます。
https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/52043611463/in/dateposted-public/
おそらくははじめて公開されるであろう、「リアウイングが上がった状態」。
こうやって見ると、ベースとなったシアンとの強い関連性を感じさせられますね。
なお、リアの「Lamborghini」文字もゴールドだと説明されています。
https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/52044068550/in/dateposted-public/
そしてインテリアはホワイトにブラックを組み合わせ、しかしシートのステッチ、ヘッドレストのランボルギーニクレスト(エンブレム)はゴールドです。
センターコンソールにもゴールドのライン、そしてゴールドのクロスステッチが入るようですね。
https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/52044068475/in/dateposted-public/
ステアリングホイールはブラック、そしてステッチはゴールド。
https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/52043558046/in/dateposted-public/
イメージは「ランボルギーニCEOの乗っていたカウンタック」?
なお、カウンタックLPI800-4発表時のイメージカラーはホワイトで、その理由としては「ランボルギーニ創業者、フェルッチョ・ランボルギーニ氏が”カウンタックはホワイトであるべきだ”と語り、自身の所有するカウンタックもホワイトであったため」だとされています。
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ただ、フェルッチョ・ランボルギーニ氏は1972年にはランボルギーニ社を手放してしまい、その後ランボルギーニ社のオーナーはロセッティ、イタリア政府と変わり、1981年にはミムランへと移ることに。
そこでミムランのCEOであったパトリック・ミムラン氏が所有していたのが今回のカウンタックLPI800-4に非常に近い、「ブラウン外装にゴールドホイール、ホワイト内装」を持つ個体です。
このボディカラーは「ボルドー・スペチアーレ」、インテリアもワンオフ仕上げだったといいますが、インテリアはブラックと組み合わせられており、今回のカウンタックLPI800-4とはかなり近い仕様を持っています。
ちょっと前にこのカウンタックについては、ランボルギーニのブランドアンバサダーであるバレンチノ・バルボーニ氏が動画にて紹介していたものの、現在の所有者は不明です。
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ただ、カウンタックLPI800-4を注文したオーナーのほとんどが初代カウンタックを所有しているといい、そしてその多くは自身が持っているカウンタックと同じカラーにてカウンタックLPI800-4をオーダーしているとも報じられているので、今回紹介されているカウンタックLPI800-4のオーナーは、現在「パトリック・ミムランが所有していたカウンタック」をガレージに収めているのかもしれませんね。
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ランボルギーニ・カウンタックLPI800-4を注文した顧客のほとんどは「オリジナルのカウンタックを所有している人」だった!そして「所有しているカウンタックと同じカラー」を指定するケースが大半
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ドイツにて納車されたランボルギーニ・カウンタックLPI800-4を紹介するインスタグラム投稿はこちら
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