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寺を持たず、遊行や托鉢を通して仏教と向き合い続けた江戸時代の禅僧・良寛の生涯から幸せに生きるヒントを探ろうとする一冊。良寛ゆかりの地を50年にわたって調査し続けた著者が、彼の遺した詩や師から受けた印可の偈、『良寛禅師奇話』などの史料から思想や人間性に迫る。良寛は1758年、越後国出雲崎…