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<p>マリウポリの製鉄所から民間人100人が避難 ゼレンスキー氏が公表 | 毎日新聞</p><p>マリウポリの製鉄所から民間人100人が避難 ゼレンスキー氏が公表</p><p>ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、ロシア軍が包囲する南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所から約100人の民間人が避難を始めていると、自身のツイッターで明らかにした。AP通信によると、国連も赤十字国際委員会(ICRC)と協力し、退避作業を進めていることを確認した。</p><p>ゼレンスキー氏によると、製鉄所に避難していた約100人の民間人はウクライナ政府が統治を維持している地域へ移動しており、2日に南部ザポロジエで支援チームと合流する見通しだという。 ロシア軍に包囲されてきた製鉄所には、民間人約1000人がとどまっていると伝えられてきた。ゼレンスキー氏は「国連と共に製鉄所に残る他の民間人の避難にも取り組んでいる」と明記。マリウポリ市議会も通信アプリ「テレグラム」で、1日午後4時(日本時間同日午後11時)からザポロジエへの退避を始められると投稿した。 製鉄所にはウクライナ軍と民間人を合わせて約2000人がとどまっていたとされている。国連のグテレス事務総長は4月26日にプーチン露大統領と会談し、国連とICRCが民間人の退避作業に関与していくことで原則合意していた。【堀和彦】</p>