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イギリスでフェラーリSF90が駐車中の車の列に突っ込む事故が発生。ドライバーは逃亡中! 1000馬力は素人には無理?

1000馬力のクルマはオモチャじゃない! 「フェラーリSF90ストラダーレ」がドバイでの試乗中にクラッシュしてからわずか数ヶ月、今度は次の「SF90」がクラッシュした。運が良かったのか、誰も怪我をしなかった。ところが、事故を起こした張本人が逃げてしまったのだ。

事故が起きたのは、イギリスのハレソウェンという村だ。事故がどのように起こったか正確な情報がないにもかかわらず、考えられるのは2つのシナリオだけである。ドライバーの注意力が散漫で、道路を見ていなかったのか、それとも時速340kmにも達する1000馬力のフェラーリのコントロールを失ったのか、フェラーリは停まっていた自動車に正面衝突してしまったのだ。

フェラーリは駐車場に停まっていた車に正面衝突した

いずれにせよ結果は同じだ。現在50万ユーロ(約7,000万円)以上の価値があるフェラーリは、駐車していた車の列に正面から衝突してしまった。「SF90」の被害は大きく、フロントボンネットがちぎれ、ヘッドライトが欠け、エアバッグが開いた状態になっている。

ハイブリッドシステムにも大ダメージ

しかし、さらに悪いことに、「SF90」のトランクの中には、フロントの電動モーターが収まっており、いわゆる「ラックイーユニット」が破損しているようなのだ。「フェラーリSF90ストラダーレ」は、780馬力のV8ツインターボを3基の電動モーターでサポートするプラグインハイブリッドカーだ。

フェラーリは、システム出力を1000馬力と800Nmとしている。0から100km/hにはわずか2.5秒、200km/hにはわずか6.7秒で到達する。同時に、「SF90」は7.9kWhのバッテリーにより、最大25kmの純電動走行が可能であるとされている。

もし複雑なシステムが破損していれば、修理が難しくなり、少なくとも相当な費用がかかる可能性がある。しかし、今のところ、壊れたフェラーリは当局によって押収されている。なぜなら、運転手が事故の後、走って逃げたからだ。戻って来ーい。1000馬力のクルマはオモチャじゃないんだぞー!

Text: Jan Götze
Photo: https://twitter.com/WMFSHadenCross