Web3とARを手がける米国のスタートアップJaduが、シリーズAラウンドで3,600万ドル(約46.1億ドル)の資金調達を行いました。NFTアバターを組み合わせたARゲームプラットフォームで、新たな体験の提供を目指します。
ARアプリからNFTアバターとの連携へ
Jaduは前身のスタジオである1RIC時代よりARアプリを開発。2020年3月にリリースされた「Jadu」は、アーティストの3DCGをARで表示するアプリでした。ユーザーは表示された3DCGと一緒に動くことでアーティストと共同パフォーマンスができ、注目を集めました。
その後社名を変更し、2022年5月現在はARゲームプラットフォームの開発を行っています。このプラットフォームは、プライヤーが所有するNFTアバターをARで動かしプレイするというもの。Deadfellaz、CyberKongzといった既存のNFTアバターや、The Sandbox上のアバターにも対応します。またJadu自身も、オリジナルのNFTアバター”AVA”を提供するということです。
公式のTwitterに上げられた動画では、アバターが街中を飛び回る様子が見て取れます。同プラットフォームは、2022年夏にベータテスト版がリリース予定です。
The near-term future of the Metaverse is AR not VR and @JaduAVAs is building it.
1/13 – pic.twitter.com/Q3kHEgVRMC
— AJM • Jadu (@AsadJMalik) April 23, 2022
今回の資金調達はBain Capital Cryptoが主導し、複数の個人投資家らが参加しています。Jaduの累計調達額は4,500万ドル(約57.6億ドル)に達するということです。
(参考)Jadu
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