【訃報】「プレイガール」出演の女優・桑原幸子さん、心不全のため横浜市内の自宅で死去

１９６９年のテレビ東京系ドラマ「プレイガール」で一世を風靡（ふうび）した、女優の桑原幸子さん（くわはら・ゆきこ、本名・鈴木幸子＝すずき・ゆきこ）が、心不全のため２１日に横浜市内の自宅で亡くなったことが１日までに明らかになった。７４歳だった。
関係者によると、コロナ禍を鑑（かんが）み、２８日に葬儀を近親者のみで行った。喪主は夫で作家の西木正明氏。お別れの会の予定は、「コロナ禍の状況を鑑（かんが）みて行いたい」とした。

関係者によると、自宅の玄関近くの階段下で倒れている桑原さんを、西木氏が発見。緊急搬送され、心肺蘇生を行ったが、帰らぬ人となった。医師からは、階段から落ちたことによる外傷が死因ではなく、心不全が死因だと伝えられたという。
関係者は「高齢だったとはいえ、元気な姿しか頭に浮かばない。本当に急なことだったので、今でも実感が湧かず、戸惑っています」と悼んだ。

桑原さんは、東映児童研究所の子役として１９６０年「白馬童子」でデビュー後、東映専属の女優となった。桑原さんの代表作となった「プレイガール」には、初回から出演し、
国際秘密保険調査員のユッコを演じ、一世を風靡した。７３年には、８８年に直木賞を受賞した作家の西木正明氏と結婚した。近年は、実家のゴム会社「京浜ラバー」の社長を務めていた。

「プレイガール」で共演した女優・片山由美子は、このほどツイッターを更新し、「昨年１２月、私の生配信に電話で出てくれた。今年も週１度は電話して、元気だったから信じられない。『プレイガール』同窓会も仕切っていて…心の支えでした」と悼んだ。

「プレイガール」出演の女優・桑原幸子さん、心不全のため横浜市内の自宅で死去

　１９６９年のテレビ東京系ドラマ「プレイガール」で一世を風靡（ふうび）した、女優の桑原幸子さん（くわはら・ゆきこ、本名・鈴木幸子＝すずき・ゆきこ）が、心不全のため２１日に横浜市内の自宅で亡くなったこと

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