昔話「桃太郎」をモチーフにしたスーパー戦隊シリーズ最新作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』。
5月29日(日)放送の第13話のラストでは、なんと主人公のドンモモタロウ/桃井タロウ(樋口幸平)が敵陣営の脳人の戦士・ソノイ(富永勇也)に自分の弱点を明かし、倒されてしまうという衝撃的な展開を迎えた。
タロウは本当に死んでしまったのか、残されたドンブラザーズのメンバーはどうなってしまうのか――前代未聞の展開に衝撃が広がるなか、6月5日(日)放送の第14話には、さらなる驚きの展開が待ち受ける。
第14話のサブタイトルは「みがわりジロウ」。このサブタイトルから予想できるように、桃井タロウと対をなすような新キャラクター・桃谷ジロウが登場する。
ジロウの素性は謎に包まれたままだが、現段階で明らかになっているのは、ジロウが田舎暮らしをしている青年だということ。
今回公開された写真の1枚には、村の青年団らしき人たちと親しげなジロウの姿が収められている。そして、ジロウはヒーローに憧れていて、過去にはタロウとも面識があるそう。
はたして、ジロウはいったい何者なのだろうか?
そして、そんな気になる新キャラクター・桃谷ジロウを演じることになったのは、ドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』などで注目を浴びている新進気鋭の若手俳優・石川雷蔵。
名優・市川雷蔵にあやかって付けられたという名前の通り、“男前”という言葉がピッタリな石川が『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に登場する。
石川が演じるジロウは何者なのか、そしてタロウとの関係は? そんな謎めいた存在のジロウを石川がどう演じるのか。
◆「台本を思わず二度見した!」 桃井タロウ役・樋口幸平が今後の展開を語る
第13話でソノイとの戦いに敗れ消滅したタロウを演じる樋口幸平。
あろうことか主人公がいなくなってしまうという衝撃の展開を迎えた樋口は「台本をもらったときは…二度見しました!」と驚きつつも、「でもそれが脚本の井上(敏樹)さんのすごいところだなって、あらためて感じました」としみじみ。
さらに「タロウがいなくなったからこそわかることがたくさんあるので、今後のドンブラザーズの4人を見てほしいです!」と、今後の展開についても熱く語った。
◆樋口幸平(ドンモモタロウ/桃井タロウ・役)コメント(全文)
13話の台本をもらったときは…二度見しました! え、ちょっと待って! 主役なのに…って、本当に驚いたんですけど、それが脚本の井上(敏樹)さんのすごいところだなって、あらためて感じました。
とくに見ていただきたいのは、桃井タロウが消えた後、「ドンブラザーズの4人はこう感じてたんだ!」ということが感じられるみんなの表情です。
そして、タロウがいなくなった後のドンブラザーズの4人を見てほしい! あと、タロウとソノイの関係がなんせアツイので、この2人の関係にも注目してほしいですね。
来週はジロウが登場します。ジロウはとても明るくて、タロウに憧れているというキャラクターなんです。だからこそ、ジロウが憧れをもてるタロウであるために、仕草なども意識して演じるようにしました。
ジロウを演じる(石川)雷蔵は、すごくかわいげのある弟みたいな存在です。でも、お芝居において雷蔵のドシッと構えている部分や自分をしっかりもっているところがすごくいいなぁって思います。
僕もすごく考えてお芝居をしていますが、雷蔵もまだまだ「どうしたらいいんだろう!?」って思うことがたくさんあると思うんです。
でも、目の色やふと明るくなる瞬間、笑ってる顔を見て、「ジロウは雷蔵にしかできないな」「ジロウは雷蔵だ!」って思う瞬間が結構あるんですよ。新しい風を吹かせてくれたと思います。
視聴者の皆さん、13話を見ていただいておわかりだと思うんですが、タロウがいなくなりました…。
皆さんが寂しく感じてくださったら、タロウは人気者だったんだなってうれしいですし、「アイツいらないよ」って思われていたら悲しいんですけど…(笑)、タロウがいなくなったからこそわかることがたくさんあるので、この先も楽しみにしていただきたいです。
過去に何があってソノイたちはドンモモタロウを恨んでいるのかが13話で少し明らかになったので、14話以降もどうぞ楽しんで見てください!