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レクサスがフリモデルチェンジ版 新型RXを公開!「もっとも人気のあるレクサス」だからこそ保守ではなく変革に挑戦、その意気込みを見てみよう

| レクサスは「新世代デザイン」をガソリン、エレクトリックの隔てなく採用するようだ |

今回のモデルチェンジでは、RXらしさを残しつつ、すべての方面でその性能と魅力、品質を向上させてきた

さて、レクサスが5代目となるフルモデルチェンジ版”新型RX”を公開。

次世代のレクサスを体現するデザインと新しい4WDシステム「DIRECT4」を採用し、さらにはガソリン/PHEVなど様々なパワートレインラインアップを揃えることが特徴ですが、今回価格情報の公開はなく、日本での発売は2022年秋ごろを予定している、とアナウンスされています。

レクサスRXは1998年にはじめて北米市場にて投入され、以来「もっとも人気の高いレクサス」のひとつとしてブランドを刺させてきましたが、2022年4月末までのあいだに95カ国にて販売されるようになり、累計では350万台が送り出されることに。

よって新型レクサスRXは「失敗が許されないコアモデル」であるとともに「さらなる成功を期待された」モデルだとも考えられますが、ここでその内容を見てみましょう。

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新型レクサスRXのデザインは完全に新世代に

すでに新型レクサスRXのフロントがティーザー画像によって公開されており、おおよその予想はついていたものの、実際にフル公開されてみると、改めてその「新世代っぷり」がわかります。

レクサスは昨年12月に新しい電動化戦略を公開し、そこでは7つのEVを予告していますが、そのうちのひとつ「RZ」はつい先日発表されたばかり。

そしてこのRZは新しい世代のレクサスを示すデザインを持っていて、新型RXもこれに近いデザインを持っているようにも感じます。

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ただしちょっと面白いのは、新型RXにつき、RZの持つ直線的なデザインよりも・・・。

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レクサスLFAの後継モデルと言われる「レクサス・エレクトリファイド・スポーツ・コンセプト」の持つ曲線を連想させるデザインを持つこと。

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たしかに新型RXではCピラーの装飾も(先代に比較して)曲線的になり、テールランプ、ボディサイドのプレスラインも「うねった」ようなデザインに。

これによって先代RXの細マッチョ的なシャープさから「重厚な」正統派ストロングスタイルのマッチョへと変貌を遂げたようにも見えますね。

2022.03.28

なお、このレクサス・エレクトリファイド・スポーツ・コンセプトに採用されるデザイン言語について、ぼくは「エレクトリック世代のレクサスに採用されるものだろう」と考えていたのですが、今回発表された新型レクサスRXを見るに、ガソリンエンジン搭載モデルにもこのデザイン言語が使用されており、つまり一連の「エレクトリファイド」シリーズに採用されるデザインにつき、電動化モデルだけではなく、今後すべてのレクサスに採用される」ものだということになりそうです。

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ちなみにフロントは「スピンドルグリル」から「スピンドルボディ」という概念へと進化しており、より立体的かつ効果的に「スピンドル」を表現しています。

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なお、ガソリンエンジンを搭載しているということを示すためか、意図的にアンダーやサイドのグリルが大型化されているようにも。

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こちらはRX500h F Sport Performanceですが、前後ともグリル内のメッシュには「フレームがない」デザインを採用しています。

2022.03.28

新型レクサスRXはこんなことを目指して作られた

トヨタによると、新型レクサスRXは「対話できるクルマ、走って楽しいクルマ」を目指したといい、「世界で最も売れる」レクサスだからこそ保守ではなく変革に挑戦した、とのこと(その姿勢は評価したい)。

2022.05.20

ただしレクサスはそのブランドのDNAである「上質な乗り心地と高い静粛性」を守りつつ、レクサスならではのドライビングプレジャー「Lexus Driving Signature」を進化させており、そこで採用したのが前後左右にてトルクベクタリング制御を行い、車両を安定させつつも高い走行性能を実現する技術「DIRECR4(RX500h F Sport Performanceに採用)」。

2022.03.28

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そして走行性能という分野においては「GA-Kプラットフォーム」「マルチリンクサスペンション」「高剛性ボディと軽量化」も大きく影響していると考えられ、基本性能が大幅に向上していると考えて良さそう。

ちなみにボディサイズは全長4890ミリ(先代と変わらず)、全幅1920ミリ(+25ミリ)、全高1695ミリ(-10ミリ)、ホイールベース2850ミリ(+60ミリ)という数値を持っており、全長が変わらずともホイールベースが大きく伸びていることから、室内空間もそのぶん広くなっているものと思われます。

パワートレインのラインアップとしてはRX500h(2.4L-T HEV DIRECT4)、RX450h+(2.5L PHEV E-Four)、RX350h(2.5L HEV E-Four/FF)、RX350(2.4L-T AWD/FF)の4つが用意されるようですね。

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新型レクサスRXのボディカラーはホワイトノーヴァガラスフレーク(F SPORT専用)、ソニッククォーツ、ソニックチタニウム、ソニッククロム、ソニックイリジウム、グラファイトブラックガラスフレーク、レッドマイカクリスタルシャイン、ソニックカッパー、テレーンカーキマイカメタリック、ヒートブルーコントラストレイヤリング(F SPORT専用)、ディープブルーマイカの11色で、グレーとブルーの比率が高いことから、北米市場を重視している(これらのカラーの人気が高い)こともわかります。

2022.04.26

レクサスRXのインテリアはこうなっている

そしてこちらは新型レクサスRXのインテリア。

ここ最近のレクサスの例に漏れず「Tazuna(手綱)」コンセプトを採用し、操作性の良い囲まれ感のあるデザインを持っているもよう。

デジタルとアナログが「程よく」組み合わせられ、レクサスの旧来の顧客、そして新しい世代の顧客両方に対応しているようにも見えますね。

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ちなみにインテリアカラーは「ソリスホワイト」「ブラック」「ヘーゼル」「ダークセピア」「ダークローズ」が揃い、トリムには「バンブー」「墨杢」「ヘリンボーン」「アルミ」が用意され、これまでに比較すると選択肢が少し増えているように思います。

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参照:TOYOTA

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