もっと詳しく

<p>秋山翔吾、パドレスとマイナー契約へ メジャー復帰目指し米残留、近日中にもチーム合流 – ライブドアニュース</p><p>【米残留を決断】秋山翔吾、パドレスとマイナー契約へ 29日には古巣・西武の渡辺GMが復帰のオファーを出したことを明かしたが、メジャー復帰を目指し、米球界でのプレーを続行する。複数の球界関係者の話で分かった。</p><p>米大リーグ、レッズからフリーエージェント(FA)になっている秋山翔吾外野手(34)がパドレスとマイナー契約を結ぶことが30日、複数の球界関係者の話で分かった。古巣の西武などが獲得調査を進めていたが、メ</p><p>ジャー復帰を目指し、米国残留を決断。近日中にパ軍傘下3Aエルパソの本拠地に移動し、身体検査などに問題がなければ正式契約を結ぶ。 秋山の新天地はパドレスが決定的になった。この日までにマイナー契約のオファーを受け、身体検査に問題がなければ、契約を結ぶことが複数の球界関係者の話で判明。29日には古巣・西武の渡辺GMが復帰のオファーを出したことを明かしたが、メジャー復帰を目指し、米球界でのプレーを続行する。 レッズと3年契約の3年目を迎えていた秋山はオープン戦で7試合に出場し、打率・182(22打数4安打)。4月3日に開幕メンバーの28人から外れる通告を受けていた。レ軍との契約にはマイナー降格の拒否権があり、3Aでプレーするか、退団してFAになり他球団からのオファーを待つ-という2択だった。 開幕ベンチ入りメンバーを外れた際には「メジャーに戻ってきたい気持ちは一番ある」と第一希望に米球界を設定。アリゾナ州から自宅のあるシンシナティに戻り、民間の施設を利用しながら自主トレを継続していた。レッズ以外の29球団を対象にメジャー契約にこだわらず、マイナー契約のオファーはどこでも受けるつもりで準備を進めていた。 秋山を緊急補強のターゲットに定めたのが、外野手の戦力が手薄なパ軍だった。正中堅手のグリシャムは打率・134、1本塁打、3打点。控え中堅手のアソカルは今季デビューしたばかりで経験不足だ。左翼のプロファーは打率・197、ビーティは打率・080と外野の各選手が打撃不振に陥っている。 秋山の今季の基本年俸800万ドル(約10億380万円)はレッズが負担するため、パ軍はメジャー最低年俸の70万ドル(約9000万円)の支払いで済む。秋山が19年オフに西武から海外FAでメジャー移籍を目指した際に獲得を検討した経緯もあり、パ軍の補強リストに浮上した。 秋山は近日中にパ軍傘下3Aのテキサス州エルパソに移動する。チームに合流して実戦形式の練習をこなし、公式戦出場に備える。メジャー返り咲きを目指し、秋山の再挑戦がスタートする。 ■秋山 翔吾(あきやま・しょうご) 1988(昭和63)年4月16日生まれ、34歳。神奈川県出身。横浜創学館高から八戸大(現八戸学院大)を経て2011年ドラフト3位で西武入団。15年にプロ野球新記録のシーズン216安打をマークするなど首位打者1度、最多安打4度獲得。ベストナイン4度、ゴールデングラブ賞6度にも輝いた。20年にレッズへ移籍。今季の開幕直前に自由契約となった。15年プレミア12、17年WBC日本代表。183センチ、86キロ。右投げ左打ち。既婚。</p>