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李相日監督が2020年本屋大賞を受賞した、凪良ゆう氏の小説「流浪の月」を映画化すると聞き、意外な印象を覚えた映画ファンは少なくないのではないだろうか。だが、吉田修一氏の原作を映画化した「悪人」「怒り」、ハリウッド映画の金字塔をリメイクした「許されざる者」など、李監督が一貫して痛みや苦…