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社会における情報のデジタル化が進むにつれ、いつでも、誰もが情報の受発信ができる時代となりました。その中には不確かな情報、偽の情報、意図的に間違った方向に導こうとする情報も存在しています。とりわけ、新型コロナウイルス感染症の拡大により、こういった情報が私たちの生活にも大きな影響を及ぼすようになりました。 Google では、正確でタイムリーな情報を見つけるための取り組みに注力していますが、デマや誤情報に惑わされないようにするためには、私たち一人ひとりが情報を吟味し、取捨選択する力を高める必要があります。

Google は本日、「メディアリテラシー(インターネット、テレビや新聞などのさまざまなメディアを理解し、活用する能力)」を高めるのに役立つ、新たな取り組みを2つ発表しました。

本取り組みに際しては、幅広い年代のメディアリテラシー、情報教育に携わる、令和メディア研究所 主宰 白鴎大学特任教授 下村健一様、および、​​アジアにおけるニュースリテラシー教育を専門とされる香港大学ジャーナリズム・メディア研究センター 副教授 鍛治本正人様にご監修いただいています。


Grow with Google 「はじめてのメディアリテラシー」講座の公開

Google では、デジタルスキル習得に対するニーズの高まりを受け、2019年より「 Grow with Google 」で無料のデジタルスキルトレーニングを日本の皆さまに提供しています。その新たなコンテンツとして、情報を主体的に吟味し、活用する力を身につけるためのオンライントレーニング「はじめてのメディアリテラシー」を公開しました。


前半では 、情報との向き合い方や信頼できる情報源の調べ方、その基本的な考え方について、下村健一様よりお話しいただいています。後半では、より実践的な検索のテクニックについて、 Google News Lab ティーチングフェロー 古田大輔が解説します。 


YouTube クリエイターによるメディアリテラシー啓発コンテンツの発信

今回、より幅広い層の方々に情報との向き合い方について考える機会を提供するため、趣旨に賛同いただいた 5組の YouTube クリエイターに「情報との向き合い方」に関する啓発動画を制作いただきました。

参加 YouTube クリエイター:

はじめしゃちょー / はじめまして松尾です / ボンボンTV / 音速パソコン教室 / QuizKnock (※ QuizKnock の動画は近日公開予定)



これらの動画は、こちらからご覧いただけます。

Google は2018年より、 Google News Lab を通じて、日本国内のジャーナリストや学生ら延べ2万人以上に、デジタル報道の手法やツールに関するトレーニングを提供しています。中でも、ファクトチェック(不確かな情報を検証すること)に関する情報やトレーニングは、メディアリテラシーにも通じるものとして、重要視してきました。2021年には、アジア太平洋地域の学生を対象とした学生向けの「ファクトチェック・チャレンジ(University Verification Challenge)」、ジャーナリストにはより高度な「ファクトチェック・ワークショップ」などを YouTube 上で公開しました。Google は今後もさまざまな取り組みを通じて、メディアリテラシーの向上に貢献したいと考えています。