今季10度目の先発マウンドに上がった投手・大谷。初回は三者凡退の立ち上がりを見せると、2回は1死三塁のピンチを背負ったが、味方の堅守もあり無失点。3回にも先頭打者の安打とワイルドピッチなどで三塁まで走者を進められたが、好打者ラファエル・デバース内野手を渾身の101マイル(約163キロ)フォーシームで空三振を奪い、得点は許さない。
クリーンアップと対峙した4回は、3人で打ち取った大谷。しかし5回、無死から四球と安打、さらにはパスボールで一、三塁とされると、8番ボビー・ダルベック内野手の犠飛で先制点を献上。なおも続いたピンチは凌ぎ、最少失点でイニングを終えた。
するとその裏、打者・大谷は第3打席を迎えた。2連続三振を喫していたレッドソックス先発ニック・ピベッタ投手に対し、カウント1-1からの3球目、92.1マイル(約148キロ)フォーシームを弾き返した。打球は左中間スタンドに飛び込む逆転2ラン本塁打。自らのバットで試合を引っくり返した。
すぐさま6回のマウンドに向かった投手・大谷は、1死から3番J.D.マルティネス外野手には二塁打を許したが、4番アレックス・バードゥゴ内野手から82.3マイル(約132キロ)のカーブで空三振を奪うなど後続を抑え、リードを守った。
大谷は、4点リードに変わった7回も続投。2者から三振を奪って三者凡退とし、マウンドを後にした。
この日の大谷は、7回(100球)を投げ、被安打4、与四死球2、奪三振6、失点1の成績。防御率3.64、WHIP1.12となっている。
一方の打撃では、7回の第4打席で右腕オースティン・デービス投手の投球をライト前へ運び、マルチ安打を記録。この日は4打数2安打2打点1本塁打の成績で、打率.247、OPS.782(出塁率.325+長打率.457)に上昇した。
エンゼルスは、最後までリードを守って5-2で勝利。6月初勝利を飾り、悪夢の連敗を14でストップした。
ベースボールチャンネル編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/371da88ddaf32005d873a1ac6526967d54b4273
引用元: ・【MLB】大谷翔平、今季4勝目&第12号逆転2ラン! “リアル二刀流”で投打に躍動、エンゼルスは14連敗でストップ [ひかり★]
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