桑原教授や府立大大学院生の安岡明希さんらは2018~19年、20~72歳の男女1177人を対象に調査。体内のビタミンD量の指標となる物質「25―ヒドロキシビタミンD」の血中濃度を測定し、高血圧や高血糖、脂質異常など動脈硬化のリスク要因の有無との関係を調べた。
その結果、男性ではこの血中濃度が低いほど、動脈硬化のリスクが高まることが分かった。一方、女性はこうした傾向は見られず、その理由として動脈硬化に対する女性ホルモンの影響が考えられるという。
ビタミンDは一部のキノコや魚に含まれるほか、紫外線を浴びた皮膚でも作られる。骨を丈夫にする働きで知られるが、インスリン分泌促進や血圧調節などにも働き、動脈硬化リスクを低下させた可能性がある。
安岡さんは「動脈硬化による心疾患は日本人の死因としても多いが、ビタミンDの栄養状態の改善が動脈硬化リスク低下の一助となる可能性がある」と指摘した。
時事通信 2022年06月07日14時00分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022060700112&g=soc&utm_source=top&utm_medium=topics&utm_campaign=edit
引用元: ・ビタミンD不足、動脈硬化に 男性でリスク高まる可能性―大阪公立大など [蚤の市★]
これは副反応だよぉ
脳血管障害による痴呆の予防に役立ちます。また、食塩の摂り過ぎによって起こる高血圧を
予防するとされています。つまり動物性タンパク質の摂取増が脳血管の栄養不足からくる
脳卒中を減らし、日本人の長寿に貢献したと考えられるのです。
血管の健康にはタンパク質に含まれるアミノ酸が関連します。たとえばリジンというアミノ酸は、
あまり血圧を下げないものの血管を丈夫にする働きをします。
また、アルギニンというアミノ酸は血管の内膜細胞で変化して一酸化窒素(NO)となり、血管を
広げて脳の血管をつまらせる血栓症を防ぐとされます。このためアルギニンには脳卒中や
脳血管障害による痴呆を防ぐ働きがあると考えられています。
一方、動物性タンパク質に特徴的な含硫アミノ酸(硫黄を含むアミノ酸)には、タウリンや
メチオニンがあります。その特徴は第一に交感神経を抑え、血圧の上昇や心拍数の増加などの
ストレス反応を抑制すること、第二に、動脈硬化の原因となるコレステロールの排出を助ける
ことです。肝臓には含硫アミノ酸が多く、コレステロールはここで含硫アミノ酸と結合し胆汁酸
となり排出されます。含硫アミノ酸のタウリンやメチオニンは、食肉や内臓、魚介類など動物性の
タンパク質に多く含まれています。
京都大学大学院教授、世界保健機関(WHO)循環器疾患専門委員会の家森幸男先生が中心になって
行われた「高血圧、主要循環器疾患の栄養因子――食事による予防のための国際比較」によると、
世界的に見ても動物性タンパク質を多く食べる地域は血圧が低いとされています。調査は尿を
24時間全部採取し、タンパク質の代謝物質である尿素窒素(UN)の量を測定。その結果、尿素窒素の
量と血圧は逆相関し、タンパク質を多く食べる人ほど血圧が低いことが判明。とくに動物性
タンパク質に含まれる含硫アミノ酸には、血管を丈夫にし、血圧を下げる効果があると報告
されています。こうして世界の各地のタンパク質の摂取と高血圧、循環器疾患の関係を調べた
結果、タウリンの摂取の多い地域は明らかに心筋梗塞が少ないことがわかりました。
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