日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。
6月5日(日)は、ゲストに松たか子と賀喜遥香を迎えて放送される。
ポツンと暮らしについて松は、「憧れはありますが、生活するとなったら難しいと思いますね…。家族だと生活を移す大変さがあるので、一人で少しだけ過ごしてみたいです」とコメント。
栃木出身という賀喜は、「上京して都会の良さを知っちゃいました(笑)。団体生活に慣れているので、一軒家でポツンと一人で暮らすとなると…自分を見失っちゃいそうです」と話す。
長崎県、海に囲まれた半島の中腹部に、森に埋もれるようにして建つ一軒家を発見!
「周囲には田んぼも畑も見当たりませんよ!」と所ジョージもうなるほどの山のまっただ中。賀喜は「これだけ森に埋もれていると、何を作れるんでしょうか…。山芋とか山菜とか?」と、その地で育てているものを想像する。
松は、「畑もないですし、芸術家がいらっしゃるアトリエか工房じゃないでしょうか?」と語りつつも、まったく想像がつかない様子だ。
川沿いののどかな山道を抜け、ビニールハウスがたくさんある最寄りの集落が見えてくる。そのビニールハウスで作業中の男性2人を発見すると、衛星写真を確認してもらう。
しかし「うーん…このあたりに一軒家はないんじゃないかなあ」と見当がつかない様子。そこへ、ビニールハウスで作業するもう1人が合流するが、やはり一軒家のことはわからないという。そんななかで、「この先に牧場があるから、そこで聞いてみたらどうでしょう?」と情報を提供してもらう。
まずは、牧場を目指す捜索隊。集落を抜ける幹線道路から山道へと入ると、そこから先は鬱蒼とした森が延々と続く山道だ。山道の勾配はどんどん急になり、気づけば山の頂上あたりに。
そんな森のまっただ中にこつ然と牛舎が現れる。近づいてみると300頭ほどの牛を飼育している広大な牧場が。そこにいる男性に衛星写真を確認してもらうが、ポツンと一軒家はすでに空き家になっていることが判明! ここまできて捜索は振り出しに戻ってしまう…。
捜索隊は、牧場で働く男性にほかのポツンと一軒家がないかを確認してみると、もうひとつポツンと一軒家があるという! 住んでいる人のことは知らないものの、その家への行き方を教えてもらった捜索隊。藁にもすがる思いで一軒家を目指すことに。
二転三転する捜索の果て、ポツンと一軒家で出会ったのは元自衛隊員の66歳の男性だった。その男性が週末だけ訪れては男のロマンを堪能する、まさに“隠れ家”のようなライフスタイルとは?