テスラ「ファントムブレーキ」で苦情増加、当局が説明要請

テスラ「ファントムブレーキ」で苦情増加、当局が説明要請
https://jp.wsj.com/articles/tesla-faces-questions-from-regulator-over-phantom-braking-complaints-11654294512

By Kathryn Hardison
2022 年 6 月 4 日 07:15 JST

米運輸省高速道路交通安全局（NHTSA）は3日、米電気自動車（EV）メーカー、テスラの一部車両でブレーキの誤作動が起きたとの苦情が増えていることを受け、説明を求める書簡を先月同社に送付したことを明らかにした。

NHTSAによると、テスラのセダン「モデル3」またはクロスオーバー「モデルY」で突然ブレーキが作動したとの報告が758件寄せられた。ここ数カ月で苦情が2倍近くに増えたという。

こうした現象は「ファントムブレーキ」と呼ばれている。報告では、運転支援システム「オートパイロット」の作動中にこの現象が起きた。

テスラは今のところコメント要請に応じていない。資料の提出期限は20日。…