現代における交通手段、輸送手段として欠かせない自動車。しかし自動車を扱う媒体としては、乗って楽しい「趣味のモノ」としてのクルマも大事にしたい。
というわけで視点を変えながらたびたび取り上げている「走りの楽しいクルマ」。ここでは200万円台で手に入り、走りの楽しさを存分に味わえるクルマを「パワーユニット不問」で3人のライター各氏に3台ずつ選んでいただいた。
(マツダ ロードスターとスズキ スイフトスポーツは、その走りの楽しさは広く知られているということで「殿堂入り」とさせていただきました)
※本稿は2022年4月のものです
文/鈴木直也、国沢光宏、片岡英明、写真/ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2022年5月10日号
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■鈴木直也のオススメTOP3
普通のエンジン車で、気持ちよく走れてクォリティの高い乗り心地を提供してくれるのがインプレッサ・スポーツSTIの魅力。前提なしにオススメできるのがコレ。
2位選出は、電動パワーならではのトルクフィールを、エンジンと上手に組み合わせることで“電欠”なしに楽しめるノートオーラNISMO。燃費も上々です。
GR86 RCグレードは、バリバリ硬派のモータースポーツベース車両。買うなら「そのつもりで」乗ってほしいけど、300万円を切ってる価格は驚異的。
かなりなお買い得グレードといえ、推したいね。
■国沢光宏のオススメTOP3
1位の86/BRZについちゃ何の説明も不要だと思う。この予算で買えるスポーツモデルとして考えたら世界ダントツだと考えます。
2位のミニONEはほかでは味わえない走りの楽しさがある。軽快感も堪能できるし、デザインも定番人気でいいと思う。
3つめはルーテシア。このクルマ、日本車だと充分スポーツグレードといえるスペックを持つ。
なんたってBセグボディに25.5kgmのターボエンジン積むのだから速くて当然かもしれません。マニュアル、入れてほしい!
■片岡英明のオススメTOP3
趣味性の高いことはもちろんだが、実用性の高さも加味して3モデルを選んだ。
ファミリーカーとしての高い資質に加え、運転して楽しいのがノートオーラ。
専用チューニングを施したNISMOは上質感をそのままにハンドリングに磨きをかけた秀作だ。これが1位。
制御を変えたことによりe-POWERの気持ちいい走りに磨きがかかり、操る楽しさも倍増した。
2位はSKYACTIV-Xを搭載したマツダ3ファストバック。運転が楽しい1台だ。
スマートエディションは装備を簡素化しているが、余裕の動力性能とシャープなハンドリングは引き継がれた。
6速MTが加われば、さらに魅力を増すはず。期待したい。
ミニONEは廉価グレードでも自慢のゴーカートフィーリングは健在。俊敏な走りを存分に楽しむことができる。
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