<p>大逆転負けの新庄ビッグボスに藤田平氏「我慢と辛抱」「楽しみな部分は多い」/デイリースポーツ online</p><p>大逆転負けの #新庄ビッグボス に #藤田平 氏「我慢と辛抱」「楽しみな部分は多い」#阪神タイガース #日本ハム #矢野監督</p><p>「阪神9-7日本ハム」(3日、甲子園球場) 阪神が最大6点差をひっくり返す逆転勝利で3連勝。デイリースポーツ評論家・藤田平氏は、新庄剛志ビッグボスが指揮する日本ハムの戦いから、未来に向けた『我慢』と『辛抱』を感じたと指摘。藤田氏が阪神監督時代、ビッグボスは猛虎でプレー。今の日本ハムについて「成長を感じる」と語った。</p><p>阪神が最大6点差をひっくり返す逆転勝利で3連勝。デイリースポーツ評論家・藤田平氏は、新庄剛志ビッグボスが指揮する日本ハムの戦いから、未来に向けた『我慢』と『辛抱』を感じたと指摘。藤田氏が阪神監督時代、ビッグボスは猛虎でプレー。今の日本ハムについて「成長を感じる」と語った。 ◇ ◇ 日本ハム側の視点で見れば『辛抱』が感じられたゲームだった。タイガースが逆転した八回。サウスポーの堀を勝ち越されるまで投げさせ続けた。リリーフ陣の事情もあるのだろう。ただ同時に選手に育ってほしいが故の『我慢』の部分もあるはず。チームを育てるという未来に向けたビジョンが見て取れたイニングだった。 攻撃でいえば、まず三回。左打者の上川畑が初球をスクイズした。左バッターにスクイズというのはセオリーではない。三塁ランナーの動きが相手捕手に見えるためだ。阪神捕手は長坂だった。阪神バッテリーから見れば、セオリーから外れた作戦をさせてしまったという見方ができる。 日本ハムの打線全体では、ファーストストライクを積極的に振りにいっていた。タイガースもファーストストライクを仕留めた打者はいる。この日3本塁打を放った大山も2本は初球だった。両チームの違いは全体で徹底されていたか。日本ハムはチームの方針、戦略として浸透させていたように映った。 スタメンメンバーは若い選手が並んでいる。今は試合に出場させ続けて経験を積ませている段階だろう。2番だった万波はこの日で今季10本塁打。打席での工夫も見られた。他球団と比べれば戦力は厳しい。それでもチームの成長は感じる。楽しみな部分は多い。</p>