7月8日(金)東京理科大学 理工学部が、ソーシャルVR「VRChat」にて異分野交流イベントを開催します。「VRChat」からの参加は無料(抽選)で、学生だけでなく一般の人も参加可能です。また、YouTubeでの配信や東京理科大学内でのパブリックビューイングも予定されています。
イベント内容は、東京理科大学の教授による防災研究地震設備や火災設備に関する発表や、VRChatコミュニティ「VRC理系集会」の主催・Kurolyさんによるスライド発表、交流会兼ポスターセッションなどで構成され、全2時間のプログラムが予定されています。司会・進行は、株式会社TAM / TAMTO METAVERSE LABの角谷仁さん、メタバースガイドのおきゅたんbotさんの2名が担当します。
メイン会場は「VRChat」となり、「VRChat」未経験者から20名、「VRChat」ユーザーから15名が、それぞれ抽選で参加することができます。未経験者の参加者には、大学側から「Meta Quest 2」が無料で貸し出され、イベント開催前に「事前操作説明会」に参加し、基本的な利用設定や操作方法を取得することができます(未経験者の参加は「事前操作説明会」への参加が必須)。
「VRChat」会場へ参加するには、こちらのフォームにて事前申し込みが必要です。抽選結果は、6月13日ごろ当選者にのみ連絡されるとのことです。
「創域」を目指す新たな取り組み。VRChatの学術コミュニティも参加
本イベント開催の背景には、東京理科大学 理工学部にて2023年4月に実施される「創域理工学部」への名称変更があります。
「創域」には、「理学と工学の新しい領域と価値を創造する」という想いが込められ、今後同学部は「さらなる横断的で学際的な共創」を目指していきます。その一環として、メタバースという新たなプラットフォームへ学生、研究者、企業などに集まってもらい、融合の可能性を探るイベントとして本イベントが開催されることになりました。
そうした背景からか、本イベントにはVRChat上の理系学術コミュニティ「VRC理系集会」が参加しています。「VRChat」上にて参加者同士の交流や、専門家を招いた特別公演を行うイベントを隔週金曜22時より開催しているコミュニティで、NPO法人バーチャルライツのほか、一部イベントでは国立研究開発法人 科学技術振興機構の後援を得ています。
今回開催されるイベントは、大学が学術的な目的でメタバースを活用し、さらにコミュニティも招いた取り組みを行うめずらしい事例と言えます。ビジネスのみならず、学術的な方面でもメタバースを活用する動きに今後も注目です。
イベント概要
イベント名 | メタバースで「創域」の可能性を探る~VRChatで異分野交流を~ |
日時 | 2022年7月8日(金)18:30~20:30(18:00から入室可能) |
開催場所 | VRChat |
配信 | https://www.youtube.com/watch?v=RvB7IzEiP4I |
パブリックビューイング | 東京理科大学 野田キャンパス7号館談話室前、7号館2階 |
参加費 | 無料 |
定員 | 35名(抽選) 未経験者:20名 ※VR機材を未所持の人対象 VRChatユーザー:15名 ※VR機材を所持する人対象 |
参加方法 | 以下フォームにて必要事項を記入。(当選者のみ6月13日ごろ連絡) https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSffywaVW8hZjgO-I_FzHopctpZbXHbs3cf0ZNnDPsRW3dIpwA/viewform |
参加対象者 | ・東京理科大学 理工学部在学生 ・高校生 ・一般の方 ・研究者の方 ・企業、自治体の方 ・メディアの方 ■こんな方が対象です |
公式サイト | https://dept.tus.ac.jp/st/event/20220530_2209/ |
(参考)プレスリリース
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