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6月3日(金)に日本武道館で開催される新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr.29』優勝決定戦。

メインイベント(第8試合)では、Aブロック1位の高橋ヒロムとBブロック1位のエル・デスペラードが激突する。

3年ぶりの単独開催、2ブロック制の復活となった2022年の『SUPER Jr.』。今大会は初出場6選手の刺激的かつ新鮮な戦い、さらに新日本ジュニアのレギュラー選手たちの意地が爆発し、好勝負が続出。そして最終決戦に歩を進めたのは、優勝候補筆頭の両雄となった。

デスペラードは5.31富山の最終公式戦でエル・ファンタズモと対戦。最後は掟破りの“CRⅡ”で振り切ってファンタズモと同率首位に並び、直接対決で勝利を収めているデスペラードがBブロックの代表に。

続いて同じ大会のメインで、ヒロムはIWGPジュニアヘビー級王者・石森太二と優勝決定戦進出を懸けて対決。執念の“D”でレフェリーストップ勝ちを収めたヒロムが石森と同率首位となり、こちらも直接対決の勝敗の結果でAブロック代表の座をつかんだ。

優勝決定戦の相手が決まると、デスペラードはヒロムに対し、「クソ楽しい『SUPER Jr.』、俺が一番楽しい思いして終わらせてもらうから。まあ、いまさら俺とオマエで何かしゃべったって、なあ?いらねえだろ?武道館で待ってます」と単刀直入に言葉をかける。

すると、ヒロムも「何も言葉なんていらねえよな。楽しみにしてる。どっちが最高に楽しめるか決めようぜ!」と呼応した。

これまでIWGPジュニアヘビー級王座戦をはじめ、大舞台で観る者の感情揺さぶる激闘を繰り広げてきた両雄。『SUPER Jr.』では2020年の優勝決定戦でも同じ日本武道館で対峙し、そのときはヒロムが栄冠をつかんでいる。

再び『SUPER Jr.』のファイナルで迎える宿命のライバル対決。ヒロムが前人未到の3連覇、そして4度目の優勝を達成するか、それともデスペラードが悲願の初優勝を成し遂げるか。はたして、新日本ジュニアの頂点に立つのは?

◆6.12大阪城大会の前哨戦も盛りだくさん!

そのほか、第7試合ではオカダ・カズチカ&矢野通&タマ・トンガ&邪道とジェイ・ホワイト&ドク・ギャローズ&石森太二&外道が対戦。6.12大阪城で雌雄を決するIWGP世界ヘビー級王者オカダと挑戦者ジェイにとっては、この一戦が最終前哨戦となる。

第6試合はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの鷹木信悟&内藤哲也&BUSHIと、鈴木軍のタイチ&TAKAみちのく&DOUKIによる6人タッグ。6.12大阪城で『KOPW 2022』争奪戦を行う保持者・鷹木と挑戦者タイチにとっては最終前哨戦となる。

第5試合では6.12大阪城でIWGPタッグ王座戦を敢行する挑戦者組ジェフ・コブ&グレート-O-カーンがアーロン・ヘナーレと、王者組バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズが、エル・ファンタズモとそれぞれトリオを結成しての最終前哨戦。第4試合ではザック・セイバーJr.&金丸義信組が、NEVER無差別級6人タッグ王座を高橋裕二郎とともに保持している“キング・オブ・ダークネス”EVIL&SHO組と対決する。

第3試合では、本間朋晃がシングルでIWGP USヘビー級王者のジュース・ロビンソンと対戦。第2試合では、IWGPジュニアタッグ王者の田口隆祐&マスター・ワト組が、ノンタイトルでUNITED EMPIREのTJP&フランシスコ・アキラ組と対峙する。

そしてオープニングマッチでは、ロビー・イーグルス&YOH&ティタン&クラーク・コナーズとエル・リンダマン&エース・オースティン&ウィーラー・ユウタ&アレックス・ゼインによる、2022年の『SUPER Jr.』を盛り上げたジュニア戦士たちによる華やかな8人タッグが繰り広げられる。