| ボディカラーはアルピーヌ創業者の愛したモンテベッロ・グレー |
インテリアもグレーとブラックが反復される特別仕様に
さて、アルピーヌが創業者の生誕100周年を迎え、新たな限定モデルを発表。
この限定モデルはアルピーヌA110 GT J.レデレと命名され、1922年5月17日に生まれ、そしてレーシングカードライバー、パイロット、そしてアルピーヌの創始者として知られるジャン・レデレの名を関したもの。
なお、その仕様には「ジャン・レデレの生涯を想起させる」特別なデザインが用いられている、と紹介されています。
ちなみにアルピーヌは今後電動化に向けて大きく舵を切ることになりますが、フランスのディエップ工場を「ピュアエレクトリックカー製造のため」設備を一新するともアナウンスしており、かつその工場の名称を「マヌファクチュール・アルピーヌ・ディエップ・ジャン・レデレ」に変更する、ともアナウンスしていますね。
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アルピーヌA110 GT J.レデレはこんなクルマ
そこで今回発表されたアルピーヌA110 GT J.レデレを見てみたいと思いますが、ボディカラーはジャン・レデレがとくに好んだという「モンテベッロ・グレー」。
このモンテベッロ・グレーにハイグロスブラックのルーフ、ブラックの18インチグランプリホイール、シルバーのブレーキキャリパーが組み合わせられていて、インテリアだと(画像は公開されていない)エクステリアと同様、グレーのステッチが入るブラックレザーが使用されている、とのこと。
なお、生産台数は「生誕100周年」にちなんでわずか100台に絞られるというので、購入はけっこう狭き門ということになりそうですね。
さらに特別なことに、各車両にはジャン・レデレのサインを再現したシリアルナンバー入りのプレートが付属するのだそう。
ちなみにこのアルピーヌA110 GT J.レデレ「最初の一台」はアルピーヌ創業者の妻であるミシェル・レデレに贈られたとアナウンスされていますが、創業者が「生誕100周年」を迎えたこと、しかしその妻が存命であるとなると、レデレ婦人とジャン・レデレとは「年の差婚」だったのかもしれません。
現在アルピーヌはロータスとの協業を発表し、2024年からピュアエレクトリックカーを順次発売してゆきますが、となるとA110は「新生アルピーヌにとって、「最初で最後のガソリン車」ということになり、おそらくは長きにわたり高い価値を発揮することになるだろうとも考えています。
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