過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。
5月27日(金)の同番組では、『R-1グランプリ2022』チャンピオンのお見送り芸人しんいちが登場し、芸能界でいちばん好きだという平成ノブシコブシ・吉村崇の「“右腕”になりたい!」と熱くアピール。
しんいちの思いが吉村を突き動かし、“番組史上最大の事件”がぼっ発した。
◆吉村、愛車を「くれてやろうじゃないか」宣言!
『R-1グランプリ』のトロフィーとトレードマークのギターを持って教室に現れたしんいちは、開口一番「吉村さんのことが芸能界でいちばん好きなんです」と熱弁。
「ネタというよりは破天荒なライフスタイルに惚れたんです。(吉村さんという)人間が好きで…」と吉村への愛を語る。
後輩芸人からの突然の告白に、吉村は「新手の潰し方じゃないのか?」と動揺するが、しんいちはめげずに「お見送り芸人しんいちが吉村崇とやりたい13のこと」をリストアップして発表。すべてをかなえて、尊敬する吉村の右腕になりたいと訴えた。
そのリストの中でハライチ・澤部が注目したのは、「吉村さんの愛車を買い取りたい」という項目。
吉村の愛車は、“BMW i8”という高級車で、購入価格は約2000万円。高い車であることを知りながらも、しんいちは「吉村さんの匂いのついた車を右腕の僕が(買いたい)」と熱く主張した。
ところが、オードリー・若林が「吉村の車をしんいちが買い取ったら、“あ、売ったんだー”ってみんな、そう言うと思わない?」と発言したことから、事態は急展開。
若林の発言をきっかけに、“売る”のではなく“譲る”という選択肢が生まれたことに吉村は焦りの表情を浮かべる。
実は吉村はYouTubeチャンネルの企画で新車を購入する予定があり、近々BMW i8を手放して売却代金を新車購入に充てるつもりだったのだ。
しかし、しんいちは「テレビに出るたびに蹴られたり、何かをバシャーっとかけられたりした、あの車を他の方に譲るのはどうなんだろうって。それなら“右腕”のしんいちが乗るべきじゃないかなと思って…」と、再度売ってほしいとアタック。
そんなしんいちに、吉村は「左ハンドルだけど大丈夫?」と確認。「左、いかせてください!」と懇願するしんいちを見つめると、意を決したのか突然「よう言った! くれてやろうじゃないか!」と宣言した。
◆超破天荒行動に一同驚がく!
まさかの展開に、スタジオメンバーは「吉村さん落ち着いて!」「やめた方がいいですって!」と驚愕し、しんいちも「ちょっと待ってヤバいヤバい、これはヤバいて!」と動揺のあまり教壇をウロウロするばかり。
そして、吉村は改めて「おめでとうチャンピオン、あげるよ! コングラッチュレーション!」と言い放ち、教室内は大興奮。
「ヤバい! マジか! エグい! 俺BMW乗るんすか…!」と茫然自失のしんいちと、腰を抜かしたようにへなへなと倒れ込む吉村。そんな2人の姿に一同は拍手を送りながら爆笑した。
その後、車の鍵を取りに楽屋へ戻った吉村。この行動に、教室からは「マジですげぇ」「カッコええ!」「あれが吉村だよな」と称賛の声が続出していた。