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心不全は、進行度によってステージA~Dの4段階に分けられます。ステージA・Bはいわば心不全を発症する前の予備段階、ステージCは心不全を発症した段階、ステージDはいわゆる最終局面です。心不全は一度発症すると治りません。だからこそ、予防するにはステージAという「危険因子あり」の状態で発症リスクを解消しておくことが重要です。今回はステージAにおける心不全対策として、「1次予防」について詳しく見ていきましょう。心疾患・心臓リハビリの専門医・大堀克己氏が解説します。