デスクトップ用インテルArc A3
ついに何かが起きる。
Intelがデスクトップ向けディスクリートGPU「Arc」を発売するのを忘れたと思ったかもしれませんが、その発言は真実から遠いものではないでしょう。
同社は、2022年第2四半期にデスクトップカードを投入するという期限に徐々に近づいており、あと1カ月しかないことになる。
Intelは先日、Arcが発売時に中国OEM専売となることを確認した。同社は、Arc A3グラフィックスカードを、まずシステムビルダやOEMを通じて導入し、その後すぐにリテール市場にも投入する方針だが、今回の投入は中国市場に限定される。
その後、Arc A5とA7シリーズを「今年の夏以降」に発売する予定だが、ローエンドのACM-G11 GPUが優先されるのは明らかだ。
昨日、IntelのWebサイトで、デスクトップ用のArc A3シリーズへのリンクを見つけることができた。
このリンクは実際には機能せず、その後すでに削除されたが、この出現は、A3シリーズがいよいよ間もなく登場することを明確に示すものである。
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デスクトップ用インテルArc A3、ソース:インテル
すでに確定しているIntel A3モデルにはA380とA310 SKUがあり、噂ではA380が先に発売される可能性があるとされています。
このパーツは、8個のXe-Coreを持つACM-G11 GPUをフル搭載する可能性が高いでしょう。
また、このGPUを搭載したパーツとしては初めて96bitのメモリバスを利用することになるかもしれません(モバイルSKUは64bitに限定されている)。
噂されるデスクトップ インテル ARC アルケミストシリーズの仕様:
GPU | Xeコア数 | FP32コア数 | メモリ容量 ・種類 |
メモリバス幅 | |
Arc A770 | ACM-G10 | 32 | 4096 | 16GB GDDR6 |
256-bit |
Arc A750 | ACM-G10 | 24 | 3072 | 12GB GDDR6 |
192-bit |
Arc A580 | ACM-G10 | 16 | 2048 | 8GB GDDR6 |
128-bit |
Arc A380 | ACM-G11 | 8 | 1024 | 6GB GDDR6 |
96-bit |
Arc A310 | ACM-G11 | 4 | 512 | 4GB GDDR6 |
64-bit |
ソース:Videocardz.com – Intel lists “Arc A3 for desktop” series, then removes it
解説:
AlchemistのA3シリーズの発売が間近のようです。
IntelのHPから一旦デスクトップ用のA3の表記があるリンクが設置されていましたが、削除されたとのこと。
A3はOEMやシステムビルダー向けに流してからリテールに流れてくるという順番らしいですが、まずは中国市場に先に流すことになるようです。
私は物事の裏を探る質なので、表記が消えたら発売中止かなと思ってしまうのですが、それは穿ちすぎなものの見方のようですね。
これは発売間近と見るべき状況のようです。
Alchmistはリークが出ては消え、出ては消えしてきましたが、きちんと発売するという事実には変わりはないようです。
今時期に旧世代のミドルレンジが最高性能と言うGPUを発売しても競争力はありませんが、まずは現物を発売して経験を積むのが今世代の役割と言うことになりそうです。
フラッグシップがAMD、nVidiaと互角以上に戦えるようになるのはまた当面先の出来事になるようです。
さすがのIntelでもいきなりトップ争いに参加するのは難しかったようですね。
第一世代の製品が無事に発売されることを祈念させていただきます。
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