●完全な形態を残した頭骨を過去の標本から発見 理化学研究所(理研)と東京大学(東大)は5月26日、シンクロトロン放射光X線マイクロCT(SRXμCT)を用いて、中期デボン紀(約4億年前)の分類が不明だった謎の脊椎動物「パレオスポンディルス(Palaeospondylus gunni)」の化石の頭骨の形態を精密観察し、この動物が陸上脊椎動物の祖先と近縁であったことを発見したと発表した。 同成…