「危ないよ」と言われただけなのに、何度も顔を殴って逃走…赤信号で横断の47歳、５か月後に逮捕　札幌

去年12月、札幌市豊平区の歩道で、60代の男性の顔を何度も殴り、鼻の骨を折るけがをさせたとして、47歳の男が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区平岸の会社員、神原章稔（かんばら・あきとし）容疑者47歳です。
神原容疑者は去年12月27日午後11時50分ごろ、札幌市豊平区の地下鉄南北線「平岸駅」の３番出入口近くの歩道で、60代の飲食店経営の男性の顔を殴り、鼻の骨を折るけがをさせた疑いが持たれています。
警察によりますと、神原容疑者は、赤信号なのに道路を横断しようとしました。

居合わせた男性が「危ないよ」と声をかけると、身をひるがえし、いきなり男性の顔を殴りました。
さらに、倒れた男性に対し、馬乗りになって何度も殴ったとみられています。
神原容疑者は逃走していましたが、警察は、付近の防犯カメラや目撃情報などから神原容疑者を割り出し、事件発生からほぼ５か月となる23日夜、逮捕しました。
取り調べに対して神原容疑者は「申し訳ありませんでした」などと話し、容疑を認めているということです。
警察は、引き続き経緯などを詳しく調べています。