| ブラバスではロールスロイスでは「行ってくれない」パンテオングリルのブラック化を実施 |
そのイメージはラグジュアリーさを残しつつ精悍に
ここ最近、非常に高いレベルのカスタムが施されたコンプリートカーシリーズ「マスターピース」を発表しているブラバス。
ポルシェ911ターボSカブリオレ、タイカンに続いて今回発表されたのはロールスロイス・ゴーストのコンプリートカー「ブラバス700」です。
ブラバスによると、このブラバス700は「モダンエレガンスの最高峰」だといい、パフォーマンスとタイムレスなラグジュアリーとを”かつてないレベル”で融合させたクルマだと紹介されています。
ブラバス700に採用されるのはハイグレードなエアロダイナミクスエレメント
ブラバス700の内外装にはブラバスの流儀に従ったカスタムが施されますが、エクステリアだとブラバスの得意とするカーボンファイバー製パーツが大量に投入されており、しかしロールスロイスの性質にマッチした「控えめ」なデザインを持つもよう。
このあたり、「なんでもかんでも主張してしまう」新興チューナと老舗との差ということになり、ブラバスの見せる余裕ということなのかもしれませんね。
フロントは下回りにエアロパーツが付与されることで視覚的な安定感が増しシャープな雰囲気に。
エアインテークを強調するのはブラバスならでは。
https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/52089606177/in/dateposted-public/
ただしロールスロイス・ゴーストの車体デザインにマッチした美しい曲線を持つようですね。
装着されるホイールはブラバス・モノブロックM プラチナムエディション(鍛造)。
いにしえの「ディッシュ」デザインを現代風に解釈したもので、当時には見られなかった2トーンフィニッシュがなされており、ナットについてもその美観に注意が払われているように見えます。
車体各部のバッジは「ロールスロイス」から「ブラバス」へ。
ただしほかモデルに装着されるブラバスバッジとはデザインが変えられており、やはりモデルに合った仕様をチョイスしているもよう。
なお、もともとゴーストに採用されていたクロームパーツには「ダークシャドウ」フィニッシュがなされており、これも全体を引き締めて見せる要因のひとつなのだと思われます。
リアのBRABUSバッジはカーボンにホワイトのトリム。
トランクフードにはこれまた控えめなリアスポイラー。
テールパイプはカーボン製スリーブが装着された丸4本出し、そしてディフューザーも大型化しています。
なお、ブラバス700に搭載される6.7リッターツインターボエンジンは文字通り700馬力にまでチューンされ、0−100キロ加速は4.6秒にまで向上している、とのこと。
ただし最高速度はノーマル同様に安全上の理由から250km/hに制限されているようですね。
ちなみにオフィシャルフォトにはブラバス700とプライベートジェット、そしてナイスミドルが登場していますが、ブラバス700のターゲットはまさに「このような人々」なのだと思われます。
ロールスロイス・ゴースト「ブラバス700」はこんなインテリアを持っている
そしてこちらはマンソリーによってカスタムされたロールスロイス・ゴースト「ブラバス700」のインテリア。
ブラバス得意のフルレザーそしてカーボンファイバー化といったカスタムがなされますが、ロールスロイス・ゴーストはもともと「考える限りの最高級」カスタムがほどこされているので、エクステリアほどは「インパクトが感じられない」かもしれません。
それでもダッシュボード、ステアリングホイール、はてはピラー内張までもが張り替えられており、シートやドアインナーパネルには立体的なダイヤモンドステッチも。
レザーにはシボ感のある素材が用いられることに。。
ブラバスが好んで用いるレッドアクセントが見られないと思っていたものの、イルミネーションの発光色に「レッド」が用いられているようですね(光らなければレッドが目立たない)。
そしてトランクの内張りまでもがブラバスらしいレザーにキルティング。
ロールスロイス・ゴースト「ブラバス700」を紹介する動画はこちら
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参照:BRABUS
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