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5月18日(水)放送の井ノ原快彦主演のドラマ『特捜9 season5』第7話に、大地真央がゲスト出演。中村梅雀が扮する国木田誠二班長の過去を知る、映画配給会社の社員をミステリアスに好演する。

◆昔馴染み・祐子からの連絡に国木田もタジタジ!

今回、大地が演じるのは、世界同時プレミア公開を控える30年前の大ヒット映画の続編『愛の巡礼』を配給する会社の敏腕社員・三条祐子。急ピッチで進める字幕翻訳の作業現場で、翻訳家が自殺し、遺体となって発見されたことを、昔馴染みの国木田班長に伝える。

ふたりは「祐子ちゃん」「国木田君」と呼び合う仲。彼らは特捜班メンバーに、大学のサークル仲間と説明するが、メンバーはそれ以上の関係を疑い…。

◆お互い「すんなり役に入れた」と絶賛

中村と大地といえば、舞台『夫婦漫才』で夫婦役を演じ続けている、いわば息の合った盟友。

今回の脚本をはじめて読んだ際、まだ祐子役が決定しておらず「大地さんだったら問題なくスッとはまるけど、まさかな…」と、すぐに彼女の顔を思い出したという中村。そんな思いが実り、大地の出演が実現した。

一方の大地は、長寿番組である『特捜9』の現場は「温かかった」と、キャスト・スタッフにも感謝を述べる。

クランクアップの際には「撮影が終わるのが寂しい」と名残惜しい様子も吐露するが、大地は「おもしろい回になっていると思います!」と確かな手応えを感じていた。

◆中村梅雀(国木田誠二役)コメント(全文)

最初に脚本を読んだときには、まだ祐子役のキャスティングが決まっていない状態でした。「誰だろうな?大地さんだったら絶対に、問題なくスッとはまるけど、まさかな…」と思っていたら、「大地さんOKです!」と聞いて「えーっ!?」となりました(笑)。

それだったら、ということで、いろいろリクエストさせていただき、脚本も変わって、現場でもいろいろ変えて…僕と大地さんならではの雰囲気が出来上がり、何の違和感もなくすんなりと国木田と祐子に入れました。

実は第2話の最後で“祐子”というワードが出てきたんですよね。SNSでも「祐子って誰!?」とツッこんでくれているファンの方もいらっしゃって、ようやくお披露目できるのも嬉しいですね。

大地さんはふたりの関係を「複雑」とおっしゃいましたが、圧倒的に国木田が祐子を想っている、慕っているのは明らか。国木田は『season3』で過去のトラウマが描かれ、『season4』でなんとなく打ち解けてきて…いろいろな面を見せてきましたが、今回、人間・国木田の青春、男性としての素の部分や本質が垣間見れる貴重な回となっていますので、お楽しみに!

◆大地真央(三条祐子役)コメント(全文)

梅雀さんとは、昨年の舞台『夫婦漫才』の再再演で共演させていただき、それ以外でも夫婦役でご一緒させていただいていますが、映像で共演させていただくのは今回がはじめてでしたので、嬉しかったですし、とても楽しみでした。

祐子と国木田君との関係は、少し複雑でわかりにくい部分もあるように感じましたが、しかし確かなことは、祐子は国木田君の優しさに頼り、信頼しているということ。そういうところも、私は以前から梅雀さんを信頼していますから、すっと祐子になれたのだと思います。

『特捜9』の現場は、想像通りすごく温かくて、心強かったです。人気の長寿番組に梅雀さん演じる国木田君の昔馴染みという形で出演できて光栄でしたし、とてもおもしろい回になっているのではと私も楽しみにしています。

今日で撮影は終わるのですが、寂しいですね。『夫婦漫才』での梅雀さんと私の役柄や関係性はいったん置いておいて(笑)、楽しみに見ていただければ嬉しいです。