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ランボルギーニの生き字引にして元テストドライバーがウラカンSTO用のカスタムエキゾーストを発売!素材はチタンにインコネル、重量わずか6.45kg

| 価格は現時点では非公開、ただし「非常に高価」なのは間違いなさそう |

そのスペックは市販車レベルを超えてレーシングカーや航空機レベル

さて、ランボルギーニにて定年まで勤め上げたテストドライバー、バレンチノ・バルボーニ氏。

同氏は退職後もランボルギーニのアンバサダーとして活動する傍ら、自身のブランド「VB」よりランボルギーニ向けのカスタムエキゾーストを発売しており、これまでにもアヴェンタドールLP750-4 SVやアヴェンタドールSVJ、アヴェンタドールS向けのエキゾーストシステムをリリースしています。

そして今回ウラカンSTO向けのエキゾーストシステムを40セット限定にて発売していますが、V10モデル用としては初めての発売でもあり、それだけウラカンSTOが特別だということがわかりますね。

ランボルギーニ・ウラカンSTO向けカスタムエキゾーストはこんな製品

そこでこのランボルギーニ・ウラカンSTO向けカスタムエキゾーストシステムを見てみたいと思いますが、なんといってもその最大の特徴は重量わずか6.45kgということ。

その軽量性を実現したのはチタンそして(F1のエキゾーストシステムにも使用される)インコネルといった高価な素材であり、エキゾーストパイプはチタン製、そこから後ろはインコネル製となっています。

ただしチタンとインコネルとは溶接ができないため、リンクを作成してからボルト固定するという構造を採用しているそうですが、ジェットエンジンからフィードバックを受けたガスフロー最適化技術も導入されており、TIG溶接による完全なハンドメイドにて製造されています。

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バレンチノ・バルボーニ氏はこう語る

そしてバレンチノ・バルボーニ氏は「私たちの新しいVBエキゾーストは、素晴らしいウラカンSTOのための最高のシステム」であると語り、さらにはこのエキゾーストシステムがこれまでで最も困難な作品であった、とも。

そして重要なのは「純正エキゾーストシステムとそのまま入れ替えることが可能」ということで、つまりは無加工で装着でき、そしてまたもとに戻すことも可能ということ。

なお、このエキゾーストシステムの装着によってどれほどのパフォーマンスアップが得られるのかについては触れられていませんが、見たところ確実に「抜け」がよくなりそうなので、フィーリングそしてサウンドは大きく改善することになりそうです。

このエキゾーストシステムの販売本数が40本に限定されるのは上述のとおりですが、そのうち20本は”ヴァレンティーノ・シグネチャー・エディション”としてリリースされ、それらにはオーナーの名前が刻まれ、さらには「特別で、さらに高級な」フライトケースに収められる、とのこと。

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