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「團菊」は、幕末~明治期の二大名優、九代目市川團十郎と五代目尾上菊五郎の頭文字から一字ずつとった呼び名です。 「勧進帳(かんじんちょう)」「助六(すけろく)」など、お家芸の荒事に加え、近代的な「肚芸(はらげい)」という心理描写も開拓した團十郎。十八歳で「弁天小僧」を初演し、江戸前…