20年ぶりの円安が進む中、市場で「今度こそオオカミが来るのでは」との懸念が浮上している。「オオカミ」とは、約2000兆円にのぼる個人マネーが、円預金から外貨預金などに一斉にシフトするキャピタルフライト(資本逃避)のことだ▲20年前にも同様の懸念があった。日銀の金融緩和で当時も預金金利はほ…
20年ぶりの円安が進む中、市場で「今度こそオオカミが来るのでは」との懸念が浮上している。「オオカミ」とは、約2000兆円にのぼる個人マネーが、円預金から外貨預金などに一斉にシフトするキャピタルフライト(資本逃避)のことだ▲20年前にも同様の懸念があった。日銀の金融緩和で当時も預金金利はほ…