「当社の届け出内容を確認したところ、運航管理者として私が登録されている」。桂田氏は「当社(私)の落ち度」を説明する文書の中で、自身の立場をこう説明した上で「船舶の運航等について社員に任せている部分が多く、運航管理者としての自覚も足りなかった」と記した。
海上運送法は観光船などの事業者に対し、出航の可否を判断する運航基準を盛り込んだ安全管理規程を国に提出し、運航管理者を決めるよう求めている。運航管理者は原則、船の航行中は事務所にいて、船が決められた地点を通過した際の定点連絡を受ける一方、必要に応じて天候情報などを伝える役割も担う。
■認識すらなく
しかし桂田氏は当日、従業員から事故の一報を受けながらすぐに事務所に戻らず、私用を優先して車で北見市の病院に向かい、事務所に行ったのは一報から約2時間50分後だった。会見では運航管理者は自身ではなく、豊田徳幸船長(54)だとも説明していた。文書では「営業所(事務所)を離れたこと自体が問題だった」と記し、自分が事務所にいなければならない運航管理者であることさえ認識していなかったと認めた形だ。
また文書では、事務所の無線アンテナが故障していたにもかかわらず、「携帯電話で豊田船長と連絡を取り、航行状況の把握に努めるよう(従業員に)指示することもしていなかった」と明かした。
ただ豊田船長の携帯電話は航路上の大半が通信エリア外で、救助要請には乗客の携帯電話が使われていた。船には衛星電話も搭載されておらず、緊急連絡体制に重大な手落ちがあったが、こうした点への言及はなかった。
※以下、会員記事
北海道新聞05/04 05:00
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/676972
引用元: ・【知床】桂田社長会見発言を撤回 乗客家族向け文書 運航管理者「船長」→「私」 安全意識の欠如鮮明に [七波羅探題★]
これと同レベルの会社は探せばざらにあるんだろ
小さい企業なんぞこんなもん
The post 【知床】桂田社長会見発言を撤回 乗客家族向け文書 運航管理者「船長」→「私」 安全意識の欠如鮮明に first appeared on TweeterBreakingNews-ツイッ速!.