列車で戦地に出荷される人造石油を見送る人々(1943年3月撮影)=北海道滝川市郷土館提供 瓶の中で揺れる黄褐色の液体。窓から差し込む春の陽光にかざすと、不思議な輝きを放っていた。「元々透明でしたが、だんだん黄色く濁ってきましたね」。北海道滝川市美術自然史館学芸員の永井芳仁さん(47)は瓶…
列車で戦地に出荷される人造石油を見送る人々(1943年3月撮影)=北海道滝川市郷土館提供 瓶の中で揺れる黄褐色の液体。窓から差し込む春の陽光にかざすと、不思議な輝きを放っていた。「元々透明でしたが、だんだん黄色く濁ってきましたね」。北海道滝川市美術自然史館学芸員の永井芳仁さん(47)は瓶…