もっと詳しく

<p>阪神・青柳 2試合連続完投&自身開幕3連勝 しびれた129球!今季2度目痛快G封/デイリースポーツ online</p><p>阪神・青柳 2試合連続完投&自身開幕3連勝 しびれた129球!今季2度目痛快G封#阪神タイガース #青柳さん #阪神ファンと繋がりたい</p><p>「巨人2-3阪神」(29日、東京ドーム) しびれる勝負が最後にやってきた。先頭・岡本和に右越えソロを浴びて1点差に迫られた九回2死。打席に代打・坂本が告げられた。盛り上がる敵陣の応援と、左翼席側からメガホンで打ち鳴らされる「あと1球」コールが交錯。阪神・青柳は最後まで冷静に腕を振った。</p><p>しびれる勝負が最後にやってきた。先頭・岡本和に右越えソロを浴びて1点差に迫られた九回2死。打席に代打・坂本が告げられた。盛り上がる敵陣の応援と、左翼席側からメガホンで打ち鳴らされる「あと1球」コールが交錯。阪神・青柳は最後まで冷静に腕を振った。 「前回対戦でインコースをうまく打たれているので、その意識は僕もありましたし、狙ってたら東京ドームでホームランを打てる選手。最悪、単打でもいいかなってところで」。カウント2-2から投じたこの日の129球目。外角低めへの直球に坂本の体はピクリとも動かなかった。 見逃し三振に斬り、梅野に肩を抱かれ笑みをこぼした右腕。完封勝利を挙げた前回22日・ヤクルト戦(神宮)に続き、2試合連続となる完投で自身開幕3連勝を飾った。 「昨日まで中継ぎが頑張ってくれていたので、少しでも長いイニングを投げようと思って頑張りました」 ヤマ場を越えたことも大きかった。2-0の四回。無死一、二塁のピンチでクリーンアップを迎えたが、虎のエースは堂々の投球だ。まずは丸を外角低めシンカーで空振り三振。4番・岡本和との対戦では、1球ごとに場内にどよめきが起こる中、外角カットボールで2者連続の空振り三振を奪った。最後は香月を中飛に仕留めた。矢野監督も「完璧でしょう」と最敬礼だ。 昨季リーグ2冠に輝き、侍ジャパンに選出。それ以上の夢は「まだ見つからないんですよね」と青柳。ただ、目標はできた。「先発として日本代表で出てみたいなって。サイドスローだからとか、リリーフで呼ばれたとかじゃなくて、先発として国際試合に呼ばれるっていう、一つ目標ができたかな」。目標達成のため、まずはチームを代表する選手へ。まだ3試合かもしれない。それでも、エースと呼ぶにふさわしい快投だ。 ◆2試合連続完投勝利 青柳が自身通算4度目完投で前回22日・ヤクルト戦の完封に続き2試合連続完投。阪神では過去に秋山が18年5月1日(DeNA完投)、8日(巨人完封)。藤浪が15年5月14日(ヤクルト完投)、20日(巨人完封)。メッセンジャーが14年5月11、17日(巨人、DeNA連続完封)。スタンリッジが11年7月18日(広島完封)、27日(中日完投)。井川が06年9月27日(広島完投)、10月3日(ヤクルト完封)。キーオが89年4月30日(広島完投)、5月5日(大洋完投)などの例がある。</p>