【名古屋地検】他人名義のカードで腕時計など詐取したとして逮捕された百貨店員の女性を不起訴　

百貨店外商部社員として訪問した家の住人名義のクレジットカードを使用し、店舗から腕時計などをだまし取ったとして逮捕された女性を、名古屋地検は不起訴処分としました。

4月8日付で不起訴処分となったのは、百貨店の外商部社員の女性（36）です。

女性は去年12月と今年2月、名古屋市内の店舗で他人名義のクレジットカードを使って、腕時計や指輪など合わせて約245万円分をだまし取った詐欺の疑いで、2月と3月に警察に逮捕されていました。

警察によりますと、クレジットカードの名義人は女性が外商として月に1度ほど訪問していた家の住人で、カードが不正に使用されていると警察に相談していたということです。

警察の捜査段階で女性は「許可をもらって使ったもので不正に入手した訳ではない」と容疑を一部否認していました。

名古屋地検は不起訴の理由を明らかにしていません。