夜間に発電できるソーラーパネル、スタンフォード大が開発
https://japan.cnet.com/article/35186544/
Andrew Blok (CNET News) 翻訳校正: 桑井章裕 高森郁哉 湯本牧子 (ガリレオ)2022年04月20日 12時21分
言うまでもないことだが、従来のソーラーパネルが生み出した電気のうち、夜間に発電されたものはない。だが、そんな常識が覆される可能性があることが、新たな研究で示された。
スタンフォード大学の研究者らは市販のソーラーパネルを改造し、放射冷却のプロセスを利用して、夜間に少量の電気を生じさせることに成功した。この研究成果は4月、学術誌「Applied Physics Letters」に掲載された。
https://aip.scitation.org/doi/full/10.1063/5.0085205
プロジェクトを率いる研究者のShanhui Fan氏はこう語る。「重要な再生可能エネルギーの源として、私たちが思い浮かべるのは、まず太陽だろう。だが、宇宙空間の寒さもまた、極めて重要な再生可能エネルギーの源なのだ」
改造されたパネルの発電量は、昨今のソーラーパネルが日中に生み出す電気の量に比べれば微々たるものだ。それでも、とりわけ電気需要がはるかに低い夜間には、そうした電気がやはり役立つかもしれないと、研究者らは期待している。
改造されたソーラーパネルは、夜間に太陽光発電を行うわけではない。研究者らは、太陽光の代わりに、放射冷却を利用する技術を追加した。
夜間に物体が空を向いていると、物体は宇宙空間に熱を放射するため、周囲の気温より低くなることがある。この作用は、もちろん建物の冷房にも応用できるが、温度差を利用して発電することも可能だ。
電気工学の教授であるFan氏らの研究チームは、この温度差発電の技術を市販のソーラーパネルに追加し、少量の電気を夜間に生じさせることに成功した。
改良したパネルの夜間の発電量は、1平方メートルあたり50ミリワット(mW)で、市販のソーラーパネルが日中に発電できる量よりははるかに少ない。ある市販のソーラーパネルの発電量を概算すると、1平方メートルあたり200W近くになる。1Wは1000mWに等しい。
「つまり、発電量はかなり少なくなる」(略)
※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。
引用元: ・夜間に発電できるソーラーパネル、スタンフォード大が開発 (※ 50mW/㎡) [少考さん★]
すでに夜は晴れより曇りのほうが明るい(地上の光が雲で反射するため)
とかどこかで読んだ
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