Walletmorは、NFC決済に関して複雑なソリューションを用意しています。それは、米粒サイズのマイクロチップを手の皮膚の中に埋め込む、というものです。
もちろん、スマートフォンやタッチ決済に対応しているクレジットカード等でも同じ使い方は出来るので、それを体内に埋め込む意味はあるのでしょうか？
中には、その方が便利だと考える人もいます。もし決済ターミナルがNFCに対応していれば、デバイスを手に持ってかざすのと同じくらい支払いが簡単です。
また、NFCを埋め込むことで、スマートフォンやコンピューター、その他のデバイスのロックを解除することも可能です。業界では、これを”近接によるセキュリティ”と呼んでおり、複数のセキュリティレベルの1つとなり得ます。
身元や医療データ等のあらゆるタイプの情報を埋め込むことが可能で、あくまで決済は多くの可能性の1つに過ぎません。
とは言うものの、どれだけ多くの人がこのテクノロジーを受け入れるかはわかりません。同社によると、インプラントを埋め込むのには(局所麻酔下で)15分しかかからず、完全に治癒するまでには4週間かかるそうです。
現時点ではそれほど魅力を感じませんが、おそらく健康や安全に関する用途で、潜在的なユーザーを納得させることが出来るかもしれません。皆さんは、マイクロチップを体に埋め込んでみたいですか？
この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。
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