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李相日監督の新作「流浪の月」は、誘拐犯と被害者が心を通わせる物語。凪良ゆうの同名小説が原作だ。 「悪人」「許されざる者」「怒り」など、社会の枠組みから外れた人たちの側に立って、その痛みや苦しみを描いてきた。「社会正義みたいな意識はあまりないですけど、自分もそういう人たちを黙殺する…