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異国で戦争が続いている。家族を失い、あるいは故郷を追われた人々の姿が胸を突き刺す。ふと、あの人の声が聞きたくなった。五木寛之さん(89)。過酷な戦争体験を胸に生きてきた作家は今、何を思うのだろう。【吉井理記】 いや驚いた。秋に卒寿を迎える五木さん、戦後70年以上を経て、初めて病院に行…