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何を隠そう、読み始め当初は難儀した。本書が、脳科学者一般への挑戦状とも言うべき衝撃作だからだ。利己的遺伝子のドーキンス博士も冒頭に寄せた解説のなかで著している。ぜひとも本業の研究者に読ませたいと。著者のホーキンス氏は型破りな脳科学者だ。大学院進学を断念し、画期的な情報端末を携えて…